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マナ誕生 (ママの日記)

アップロードファイル 11月7日(水) 37週0日 アップロードファイル

手術室に入ると氏名の確認と腕のバーコードによるチェックが行われました。
あの楽しい麻酔科医の先生がお迎えに来てくださって、車椅子を押してくれました。
たくさんの手術室を通り過ぎて、私が手術を受けるお部屋に到着しました。

震える体をなんとかさせて手術台に上り、横になると心臓がドキドキしました。

麻酔が効いてくる中でも、ポポちゃんの胎動を感じていました。
そのたびに「がんばろうね、がんばろうね」と何度も話しかけました。
「もう少しだからね、お母さんと一緒に頑張ろうね( o´艸`o)


麻酔が始まると、塩田先生と病棟の先生とレジデントの先生がいらっしゃいました。
普段見る白衣姿とはまた違う、手術着の先生は本当に素敵でした。

そんな塩田先生の姿を見て、『お願いします』と懇願するような気持ちでした。

しばらくすると赤ちゃんを処置するための台と一緒に小児科の先生方が数名いらっしゃって
『あぁ、ポポちゃんがこの台に乗せてもらえるんだな、生まれてくるんだな』そう思いました。
『いよいよなんだ、始まるんだ。会えるんだ。会えるんだよね。』祈るような思いでした。

助産師さんが航星のお骨のペンダントを持ってきてくれました。
「お兄ちゃんも見守ってますからね」と私の目の前に航星のペンダントをかざして、
「ね!大丈夫!」と言ってくれました。
私は「航ちゃん、見守っててね。ママ頑張るね。」と航星に語り掛けました。


いよいよ顔の前に布がかけられ、手術が始まりました。
麻酔科の先生のおっしゃる通り、痛みは全くありませんでした。
何か音がするような時は麻酔科医の先生が私の耳を両手で覆ったり、
そばに来て大きな声で話しかけてくれました。
助産師さんもそばに来て肩をさすってくれました。

助産師さんが「寒いかな?」って聞いてくれました。「ううん、大丈夫」と答えました。
その時、初めて自分の体がガタガタと震えていることに気がつきました。
手術自体が怖いと言うわけではありませんでした。
『元気なポポちゃんに会えるのか』ただそれだけが気がかりで不安でした。
無事に生まれてくるという経験をしたことがなかったから、ここまできても信じられなかったんです。

私は何度も「今、何してるの?」「もう少し?」と助産師さんに聞きました。
そして助産師さんが「もうすぐだよ!!!」と言った時、お腹の中をグッと引っ張られるような
不思議な感覚がして、先生がポポちゃんを取り上げました。

午前11時47分「オギャー」という力強い産声を聞きました。
その後、ポポちゃんの深く吸う息が聞こえました。
そして「フン、ギャー!ギャー!ギャー!」と3回続けて泣きました。

産声を聞いて、涙があふれ、嗚咽がこみ上げてきました。
『あぁ!!!生きている!!!!!』そう思いました。


ポポちゃんが吸引されたり処置のために声が聞こえなくなり、布で覆われて姿もまだ見えず、
私は周りの人に「赤ちゃん、生きてますか?生きてますか?」と何度も聞きました。
助産師さんや先生が「生きてるよ!大丈夫だよ!」と何度も答えてくれました。

麻酔科医の先生が、「赤ちゃんに触れるようにね」と言って、固定された腕を解いてくれました。
いよいよだ、会えるんだと胸が高鳴りました。

そして、数分後・・・私のところへポポちゃんがやってきました。

初対面。
見てすぐに思ったことは『なんて航星にそっくりなんだろう!あぁ、生きてる!可愛い!』。
私は息をすることも忘れていました。
話しかけなくっちゃと、一度息を「ゴクン」と飲み込んで話しました。

「まなみ、まなみ、生まれてきてくれてありがとう」
「お兄ちゃんの分も、お兄ちゃんの分も生きてね。」
「ありがとう、ありがとう・・・」

愛海に初めて触れた。温かかった。愛海は動いていた。
強く『生きている!!!』そう思った。

「生きてた!あぁ、生きてた!あたたかい!!!」嗚咽して、そう叫びました。
涙が次から次へと溢れてきました。


愛海が誕生した時のこと、この大きな喜びを忘れない。
決して忘れないと思いました。

ただただ、その命のぬくもりが嬉しかったんです。

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一ヶ月前の出来事とわかっているのに真に迫った文章で読みながらどきどきしてしまいました。
本当に本当によかったね。
[ 2007/12/08 00:02 ] となふ [ 編集 ]
詳しく載せていただいて、まるでドラマを見ているような気分でした。

読んでいるうちに涙も止まらないし、私も同じような経験をし、これからまた同じ道を。と思ったらもちろん勇気をもらえたけど、嬉しさと悲しさが混同したその気持ちが耐えられなくて。

産んで自分の手で、目で確認できるまでは震えるという気持ち。今この話を読みながら自分の身が震えている事に気づきました。お話を読んでるだけで震えていてはこれからどうなるんでしょう[涙or汗]

まなみちゃん生まれてくれてありがとう。
こんな他人な私さえまなみちゃんに感謝の気持ちで一杯です。

そしてまやさん!本当にお疲れ様でした。本当に頑張ったですね!
これから家族4人で幸せな毎日になりますように☆
[ 2007/12/08 11:43 ] みるまま [ 編集 ]
はじめまして。マナちゃんの出産のお話を読んで涙が止まりませんでした。私も二ヶ月前に出産後一日で息子を亡くしました。なのでマヤさんの不安を乗り越えながらの出産・・とても共感できるところがありました。そしてとても感動しました。私もきっと次の妊娠出産はとても不安でまだまだ先になると思いますが少しだけ前に進めたような気がします。
そして、いい病院に、いい先生、いい助産師さんに出会われて良かったですね。。きっと航星くんも喜んでいるんでしょうね。。ほんとにおめでとうございます。
[ 2007/12/17 13:46 ] mappy [ 編集 ]
[くま] となふくんへ

コメントありがとう。
無事にマナを抱けたこと、本当によかったです[うん]
あれから1ヶ月以上たったなんてもう信じられないよ。
先日は、マナに会いに来てくれてありがとう。
また遊んでやってください[♪]
[ 2007/12/20 12:09 ] まや→となふくんへ [ 編集 ]
[うさぎ] みるちゃんのママさんへ

先日はお会いできて嬉しかったです[お花]
日記、不安な気持ちにさせてしまってごめんなさい。
でも大丈夫[ニコニコ]
今度はみるちゃんが見守ってくれているし、怖いことがないようにと病院のスタッフが尽くしてくれると思うから!
私もなれちゃんの無事な誕生を祈っています。
そして、誕生したときにはぜひぜひお見舞いに行かせてくださいね[うん]
[ 2007/12/20 13:13 ] まや→みるままさんへ [ 編集 ]
[りんご] mappyさんへ

はじめまして[お花]
mappyさんはお子さんを亡くされたばかりなのですね。
まだまだつらいお気持ちの中でコメントを下さってありがとうございました。
mappyさんのブログへ後でお邪魔させていただきますね。
次の妊娠、出産、不安もあると思いますがきっと良いタイミングで息子さんの兄弟が
mappyさんのもとへやってきてくれると思いますよ。
その時はぜひぜひ無事な出産まで応援させてくださいね[ニコニコ]
[ 2007/12/22 10:42 ] まや→mappyさんへ [ 編集 ]
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プロフィール

スゥ&マヤ

Author:スゥ&マヤ
  結婚7年目の二人です。
  お空にお兄ちゃんの航星がいます。
  地上に妹のマナちゃんがいます。
  猫の葉菜、お空の猫クゥも家族。
  6人家族です♪

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